契約書は非常に重要なものですので、まとめて本として置いておけばなくすこともありませんし、後でみるときにも分かりやすいでしょう。
契約書自体は販売されているものではありませんので自分たちで製本するか業者にお願いをするかのどちらかになりますが、どちらのやり方にもメリットはあります。
業者の場合であればかなり丁寧に仕上げてくれますが、その分お金がかかるためわざわざ業者に頼まずに自分たちで製本する人も少なくないでしょう。
いままではただのホチキス止めだって!
今まではただホチキスでとめていただけの契約書類も、一冊の本にすることができれば非常に魅力的なものになるでしょう。
ホチキスでとめるだけだと見た目も雑な感じがして美しくありません。
ですが本にすることに成功すれば非常に価値があるものに変化します。
本棚に入れておけばそれ自体をなくすことは考えにくいでしょう。
自分で製本する場合には、業者が作ったように糸や針金で閉じる方法ではなく、背面にのり付けして固める方法がよいでしょう。
このとき必要なものは、契約書そのものと表紙になるボール紙とクリップ、そして接着で使うものとしてのりと両面テープになります。
作り方としては、まず契約書を一つにまとめて同じ大きさにします。
最初から同じ大きさであれば問題ありませんが、契約書の大きさが違う場合は、縮小コピーや拡大コピーをしてサイズをすべて合わせることが重要です。
これにより、ばらばらだった契約書に統一感が出てくるため、本らしくなってくるでしょう。
製本テープの歪みは心の歪みだって!
サイズをそろえた後には、背の部分に切れ込みを入れることが必要になりますが、切り込みは等間隔で言えることが重要になります。
一つの間隔は2センチ前後ぐらいにした方がよいでしょう。
なぜこのような切れ込みを入れるかといえば、張り付けた時に接着しやすいようにするためです。
この時、のりがあればそのまま切れ込みを入れた部分に塗っておくことが重要になります。
のりを塗り終われば、よくなじむようにクリップを何枚かつけて固定させ、全体の接着をよくする必要があるでしょう。
もし、押した時にのりがにじみに出てしまったためにきたなくなってしまうこともあるため、あらかじめティッシュを用意しておくのが良いです。
半日から1日置いておくと余程湿度が高い場合でない限りよく乾くでしょう。
そのあと製本テープでとめますが、大雑把に行うとゆがみが生じてしまいます。
これこそまさに心のゆがみでもありますので、落ち着いた雰囲気ではり付けるようにしなければなりません。